◆ドッグフードに入っている主な肉の種類は6つ
◆6つの肉の栄養素と特徴を徹底解説!
◆どの肉を使ったフードがいいのか?目的別の選び方
◆まとめ:ドッグフードに入っている肉の栄養素や特徴を理解してフードを選ぼう
この記事では、ドッグフードに入っている肉の種類6つの栄養素や特徴などをお伝えします。
小型犬を初めて飼う方や、小型犬のフードを変えようと思っている方は参考にしてみてください。
目次
ドッグフードに入っている主な肉の種類は6つ
ドッグフードに入っている主原料の肉の種類は主に下記の6つです。
では、たんぱく質が不足すると、愛犬にどんな影響があるのでしょうか。
・被毛がパサつく
・皮膚トラブルが長引く
などの弊害をもたらします。
また、たんぱく質が不足することで体内が酸性を保てなくなり、尿路疾患や細菌感染症なども誘発しやすくなるなど、悪影響を及ぼすことがあります。
愛犬の健康を守るためにもドッグフードを選ぶ際は「肉類、○○ミート、○○パウダー」などと書かれている曖昧なものではなく、しっかりと肉の名前が書かれていいるものを選びましょう。
6つの肉の栄養素と特徴を徹底解説!
鶏肉(チキン)
鶏肉(チキン)は低カロリーで高タンパク、ドッグフードのたんぱく源として多くのドッグフードで使われています。
ダイエット用の食材として広く利用されており、犬用のおやつの原料として鶏肉を使ったものが多くあります。
消化・吸収に優れているため、効率よくたんぱく質を吸収することができる食材の1つです。
また、滋養強壮や筋骨強化、疲労回復などに効果があります。
皮膚や粘膜を強化してくれるビタミンAが豊富で、牛肉の10倍、豚肉の3倍以上含まれています。
おすすめのワンちゃん
・体調が弱い、弱っている子
・胃腸が弱い子
・肥満気味・太りやすい子
・シニア犬
牛肉(ビーフ)
良質のたんぱく質を豊富に含み、高脂質で他の肉よりも高カロリーといった特徴があります。
亜鉛と鉄分(吸収されやすいヘム鉄)、ビタミンB群も豊富に含まれています。
豚肉や鶏肉と比較して、亜鉛は約2倍、鉄分は約3倍、ビタミンB12は約4倍以上含まれており、牛肉は愛犬に必要な栄養素が揃っているといっても過言ではありません。
亜鉛は、被毛の健康や肉球の柔らかさを保ち、さらには正常な味覚の維持など、非常に大切な役割を持っています。
鉄分は主に赤血球をつくるのに必要な栄養素で、不足すると疲れやすくなっていしまいます。また、ビタミンB12は赤血球中のヘモグロビン生成を助けたり、脳神経を正常に保つ役割があります。
おすすめのワンちゃん
・活動量の多い成犬
豚肉(ポーク)
豚肉の大きな特徴は、ビタミン群が豊富なことです。
特にビタミンB1は赤身肉などに比べても含有量は多く、牛肉に比べると10倍以上の量が含まれています。
ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える働きがあり、筋肉に蓄積されると疲労の元となる乳酸を分解する働きがあり、活動的な犬にとっては疲労回復に効果的です。
また、ビタミンB1は、ストレスを解消し、イライラを沈めてくれる効果もあるといわれています。
「噛み癖がある」「頻繁に吠える」などでお悩みの場合には、豚肉をメイン食材としたフードに変えることでストレスが緩和され、抑制する効果が期待できます。
豚肉に含まれる成分は、ビタミンB群、ナイアシンなど、糖質や脂肪の代謝を促進するものが多く含まれているので、健康的なダイエットにも効果を発揮します。
おすすめのワンちゃん
・肥満気味の成犬
鹿肉(ベニソン)
鹿肉は、低カロリーで高たんぱく、鉄分(吸収されやすいヘム鉄)が豊富なのが特徴です。
牛肉に比べて赤身部分が多く脂肪部分がかなり少ないため、カロリーは約半分、脂質はなんと10分の1以下ながら、牛肉と同じくらいのたんぱく質が含まれています。
鉄分は、主に赤血球をつくるのに必要な栄養素ですが、牛肉や馬肉の約3倍も多いのです。
また、鹿肉には必須脂肪酸のオメガ6(リノール酸)が含まれているので、抗がん作用や肥満防止にも効果的といわれています。
※必須脂肪酸(食事から摂取する必要がある脂肪酸)
おすすめのワンちゃん
・シニア犬
羊肉(ラム)
羊肉(ラム)はたんぱく質、ビタミン、ミネラル、脂質がバランスよく含まれています。
他の肉に比べてカロリーが高く脂質も多く含んでいますが、コレステロールを低減する不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。
おすすめのワンちゃん
・肥満気味・太りやすい子
・シニア犬
馬肉
馬肉は鹿肉と同じように低カロりーで高たんぱく低脂肪、さらにミネラルや必須脂肪酸もバランス良く含んでいます。
馬肉のタンパク質にはペプチドが含まれており、疲労回復、筋肉の修復・増強、免疫力アップなどさまざまな効果を発揮します。
また、脂肪の質は魚に似ているとされ、他の動物の脂にはほとんど含まれないαリノレイン酸(オメガ3)が多いのも特徴で、αリノレイン酸には、がん発生を抑制し、血液の流れを良くする効果があります。
おすすめのワンちゃん
・肥満気味・太りやすい成犬
・シニア犬
どの肉を使ったフードがいいの?目的別の選び方
ドッグフードに使われている主な肉6種類の栄養や特徴をお伝えしましたが、実際どのお肉を選んだらいいのか迷いますよね。
そこで、ここからは、愛犬の体格や体調など目的に合わせた選び方をいくつか紹介していきます。
ダイエットをしたい、ぽっちゃりワンちゃんには鶏肉(チキン)を使ったフードを
食欲不振のワンちゃんには牛肉(ビーフ)を使ったフードを
食欲不振のワンちゃんには牛肉(ビーフ)を使ったフードがおすすめです。
牛肉(ビーフ)は肉の総合栄養食ともいっていいほど、栄養のバランスが優れています。また、他の肉に比べると風味豊かで味わい深い牛肉(ビーフ)は、ワンちゃんの食いつきもよくお気に入りの食材です。
高脂質で高カロリーなため、カロリーが気になる場合は普段のフードに少量混ぜて与えるとよいでしょう。
成長期の子犬には羊肉(ラム)を使ったフードを
成長期の子犬には羊肉(ラム)を使ったフードがおすすめです。
成長期は特にカロリーを必要とするので、高カロリーで栄養価の高い羊肉(ラム)は子犬の成長を助けてくれます。
高カロリーで脂肪の割合も多いので、運動をしないと太ってしまうので注意が必要です。
とはいえ、幼少期の内に一定水準まで栄養を摂っておかなければ、成犬になってからもやせ気味が続いてしまうため、タンパク質、ビタミン、ミネラル、脂質がバランスよく含まれている羊肉(ラム)は成長期で食べ盛りの子犬に適しているといえます。
まとめ:ドッグフードに入っている肉の栄養素や特徴を理解してフードを選ぼう
「ドッグフードに使われている肉の種類は6つ!栄養や特徴を徹底解説」をお伝えしてきました。
◆ドッグフードに入っている主な肉の種類は6つ
◆6つの肉の栄養素や特徴を徹底解説!
➧鶏肉(チキン)
➧牛肉(ビーフ)
➧豚肉(ポーク)
➧鹿肉(ベニソン)
➧羊肉(ラム)
➧馬肉
◆どの肉を使ったフードがいいの?目的別の選び方
➧ダイエットをしたい、ぽっちゃりワンちゃんには鶏肉(チキン)を使ったフードを
➧食欲不振のワンちゃんには牛肉(ビーフ)を使ったフードを
➧成長期の子犬には羊肉(ラム)を使ったフードを
◆まとめ:ドッグフードに入っている肉の栄養素や特徴を理解してフードを選ぼう
ドッグフードに使われている主な肉6種類の栄養や特徴などを理解することで、ワンちゃんの体格や体調に適したフードを選ぶことができます。
しかし、ダイエットや食欲不振などの目的に合わせてフードを選んだとしても、そのお肉が愛犬にとってアレルギーの原因となることもあります。
犬種やその犬の成長段階、体型の違いによっても違ってくるので、それぞれの特徴を踏まえた上で、愛犬に合ったものをその都度選択していくことが大切です。
また、今回お伝えした6種類の肉の他にも、うさぎ肉(ラビット)やターキー(七面鳥)など、外国産のフードで使われているお肉や、魚をメインとしたドッグフードもあります。
原材料名に曖昧な肉が表記されているフードではなく、肉の名前が明記されていて、かつ、酸化防止剤などの添加物が含まれていないフードを選んであげましょう。
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